プロジェクト期間:令和5年度~
リーダー: HI-Gr (教授) 合志和洋
メンバー: TE-Gr (准教授) 新谷洋人
プロジェクト概要
生体信号計測と感性情報処理に立脚したアプローチにより、人の快適性などを向上する技術を確立することを目的としています。特に、近赤外線分光法を用いた脳機能計測ならびにディープラーニングなどを利用した分析手法について検討しています。
今年度の目標・活動計画
昨年度構築したNIRS計測環境を利用し、認知課題などに対する脳内血液量および脳波を測定する。そして、脳波事象関連電位と神経血管結合(NVC)によるNIRS信号の変化との関連性を明らかにする。また、得られたNIRS信号に深層学習を適用して、特徴点の抽出を行うことを目標とする。
- NIRS装置と脳波計を用いた脳機能計測を遂行できる環境を構築する。
- NVCによりNIRS信号に事象関連電位の影響が反映されることを明確化する。
- 深層学習などを利用して、NIRS信号と人の感性や集中度などとの関連付けを行う。
令和5年度の活動報告
- NIRS装置と脳波計を用いた脳機能計測を遂行できる環境を構築し、NIRS信号に事象関連電位の影響が反映されていることを確認した。
- 深層学習を利用して、NIRS信号と人の感性や集中度などとの関連付けを行った