プロジェクト期間:令和6年度~
リーダー: 地域協働プロジェクト-Gr (准教授) 若杉玲子
メンバー: 地域協働プロジェクト-Gr (教授) 中島栄俊
プロジェクト概要
農業分野において、日本各地で高齢化や後継不足によりその衰退が顕著になってきています。とくに山間部などでは地理的条件や人口減少により田畑の耕作放棄地が増えつつあります。一方、気象変動や種苗法の改悪により日本の農産物の自給率は厳しい状況に置かれており、農産物の自給率向上を図り、農業の継続に向けた取組みが急務となっています。
熊本県は自然が豊かで日本でも屈指の農業rich県でありますが、中山間地では耕作放棄地も多く、農業の継承に向けた取り組みが必要となっています。
本プロジェクトでは、県内の耕作放棄地を再稼働することで課題を抽出し、耕作放棄地低減に向けた課題解決の方法を工学的な観点から検証します。
今年度の目標・活動計画
熊本県央に位置する美里町で、中山間地の耕作放棄地を調査し、再稼働と継続的な運営をするための現場条件を検証し、稼働に向けた取り組みを進めていく予定です。
- 美里町中山間地の耕作放棄地の調査
- 地元関係者との情報共有と活動計画等の協議
- 耕作放棄地での試験的な耕作作業の実施