CNF合わせフィルム評価実験

プロジェクト期間 令和4年度~
リーダー:地域協働プロジェクトGr 准教授 若杉玲子
メンバー:
熊本県産業技術センター 材料・地域資源室 研究主幹 永岡 昭二、研究参事 堀川 真希

プロジェクト概要

昨年度に引き続き、熊本県産業技術センターにて研究開発を進めているセルロースナノファイバー(CNF)合わせフィルムの効果を検証するためのデータ取得を行います。(ビニールハウス内での気温上昇低減効果)

今年度の目標・活動計画

目標

昨年度に熊本県産業技術センターに設置したミニハウスにおいてセルロースナノファイバー(CNF)合わせフィルムの有無の違いにより、作物栽培に違いがあるかCNFフィルムの遮光機能の効果について検証を進めます。

活動計画

栽培期間を通じた各種データ(温度、湿度等)の取得を予定しています。

令和4年度の活動報告

今年度の活動内容

CNFフィルム効果を検証するために、小規模プランターを用いた実証実験の準備をすすめました。プランターは3基準備し、それぞれ①CNFフィルム、②ビニールシート、③何もなし(コントロール)の3条件とし、熊本県産業技術センターの一部をお借りして設置しました(図1)。植え付け対象の作物には、成長速度等を考慮し二十日大根を選択しました。

小型のビニールハウスを2台作製し、フィルム効果の検証実験の準備を行ないました。各条件下での成長具合を比較するため、温度・湿度・照度の連続的なデータが取得出来るようセンサーを用いた計測をおこなうこととしました。各センサーを準備すべく段取りをおこないましたが、今年度は半導体業界の事情により残念ながら物品の調達が叶わず、次年度での実施につなげることとしました。

二十日大根の苗を設置場所においてプランターで生育したところ、実がなるまでしっかり成長したことから、設置場所での生育が可能なことを確認しました。

  • 図1 実証実験の準備

今後の展望

設置場所でのプランターを用いた二十日大根の生育が可能なことが確認できたことから、今後データ取得のための各センサーおよび機器について引き続き準備をすすめ、CNFフィルムの有無による小規模プランターでの作物の成長状態について検証していきたいと思います。