プロジェクト期間 令和3年度~
リーダー:MI-Gr 准教授 山下徹
メンバー:
AP-Gr 教授 井山裕文
MI-Gr 教授 毛利存
AP-Gr 教授 湯治準一郎
技術・教育支援センター 吉田圭吾、桐谷能生
プロジェクト概要
初等教育から高等教育初期段階を範囲としたSTEM教育においてロボットを用いた教育システムの構築と展開を目指した、ロボットのアイデア立案、計画策定、機構研究、設計、制御、回路製作等、工学教育に資する教材の開発を行ないます。また、ロボット工学教育に関する外部機関との共同事業を実施します。
令和4年度の目標・活動計画
昨年度製作したSTEM教育用ロボットの改良を行なうとともに、組立や制御を題材とした工学教育に役立つ教材を作成します。また地域の小中学生向けに体験会を実施するなど、教材の評価および改善を図ります。
- 主にロボコン部学生と共同で実施します。
- ロボットを改良し、評価を行ないます。
- ロボット教育の教材を開発します。
- 体験会を実施し、教材の評価改善を行います。
令和3年度の活動報告
高専ロボコン九州沖縄地区大会および全国大会を対象として、大会ルールに基づき、アイデアの創出と具体化、アイデアに基づいたロボットの設計製作、試作実験を通したロボットの評価および改善点抽出、改良改善を行ないました。また、これらの開発工程を記録して全国大会終了後に整理を行ない、ロボット開発に必要な一連の作業項目の抽出を行ないました。得られた項目を躯体設計、回路設計、制御設計の3分類で整理し、高専ロボコンに必要な知識として教材を開発しました。また、小中学生を対象に3分類の工学教育でのベースとなる基本的なロボット教材の開発を行ないました。
(今後の展望) 開発した高専ロボコン向け教材の小中学生向けロボット教材への展開を図るとともに、小中学校との連携事業を通して、教材の教育効果の検証およびコンテンツの改善を計画しています。
- 項目抽出ミーティング
- 高専ロボコン参加
- 開発した教材の一例
令和3年度の目標・活動計画
課題またはレギュレーションに基づき、課題解決に必要なロボットの動作アイデアを検討し、そのアイデアに基づいてロボットの設計製作を行ない、ロボットの評価を実施します。
また、これらの開発工程を記録し、全行程終了後に整理することで、開発に必要な一連の項目の抽出を行ない、工学教育に役立つ教材開発への展開を図ります。なお、ロボコン部学生または卒業研究学生との共同実施を予定しています。