ユビキタスコミュニケーション研究部

ユビキタスコミュニケーション研究部主任 石橋 孝昭

1. はじめに

本研究部では、音と電磁波(電波・光)といった波動を基調として研究し、基礎的な理論解析からセンサやデバイス開発まで、それぞれのメンバーが互いに協力しながら各プロジェクトに取り組んでいます 。

2. 活動内容

セミナー開催 ①光を研究しよう!(平成30年11月3日、11月17日 松田)
②合志市子どもフェスティバル(平成30年10月21日 石橋)
③熊本県中学校での出前授業(平成30年7月14日、11月3日 石橋)
外部資金 ①科学研究費補助金 4件
基盤研究(c)
 授業内容の項目関連構造分析に基づく授業設計と学習支援
基盤研究(c)
 非線形誘電特性の深さプロファイル測定と圧電デバイス内部の分極構造の非破壊評価技術
若手B(一般)
 超狭空間指向性マイクロホンを用いた音声指令による電子機器制御
若手研究
 水道電界通信を用いた断水検出システムの構築に関する検討-水道網の電気等価回路化-
②共同研究 5件(西山、小田川、新谷)
学会活動等 ①電子情報通信学会ソサイエティ論文誌編集委員会査読委員(松田)
②新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)ピアレビュアー(松田)
③日本学術振興会産学協力研究委員会委員(小田川)
④超音波の基礎と応用に関するシンポジウム論文委員(小田川)
⑤日本音響学会編集委員会査読委員(小田川)
⑥International Journal of Intelligent Engineering and Systems編集委員(石橋)

3. 業績一覧

(1)著書・論文・特許出願

[1] A. Matsushima, T. Matsuda, and Y. Okuno, “Introduction to Yasuura’s Method of Modal Expansion with Application to Grating Problems,” in The Generalized Multipole Technique for Light Scattering, T. Wriedt and Y. Eremin (Eds.), Springer International Publishing AG, Chap. 8, pp. 169-220, 2018.

[2] H. Shintani, Y. Oshiro, K. Nagata and T. Ishibashi, “Low-cost and Small-size EMG Signal Measurement Device for Electric Wheelchair Control,” ICIC Express Letters, Part B: Applications, Vol. 9, No. 1, pp. 31-35, 2018.

[3] Y. Yoshino and M. Murashima “Development of Electric Field Communication Device Using Aqueduct,” ICIC Express Letters, Part B: Applications, Vol. 9, No. 6, pp. 585-589, 2018.

他4件

(2) 論文以外

国際会議 資料(研究会等) 口頭発表 その他
6 1 13 1

4. 活動ニュース他

(1)研究成果広報活動
合志市との連携事業として、アンドロイド端末用の「合志市民に役立つアプリ開発」に取り組んでいます。情報通信エレクトロニクス工学科4年の実験科目の一部として実施されていて、新谷教員も指導者となり、本年も20タイトルほどのスマートフォンアプリが開発されました 。

(2)ニュース

平成30年9月19~21日に開催された「第17回情報科学技術フォーラム」で専攻科の有村和真君が奨励賞を受賞しました。9月26日に開催された「平成30年度第26回電子情報通信学会九州支部学生会講演会」で、専攻科の有村和真君と本科の川上雄大君が学生会講演奨励賞を受賞しました 。