球磨川下流域「かわまちづくり」プロジェクト

プロジェクト期間 2016年4月~2021年3月
企画運営部 准教授 上久保 祐志

1.はじめに

2012年9月、九州地方整備局国土交通省八代河川国道事務所と熊本高専は、緊密かつ組織的な連携・協力体制をとる協定を結びました。この協定は、特に球磨川流域において、教育研究面の向上及び地域社会への貢献と安全・安心できる活力ある地域づくりを目指したものです。そのような中、「八の字堰の形状復元と瀬の再生」「萩原堤防の景観活用と利活用」を含めた、『新萩原橋周辺地区』が2016年3月30日に、「かわまちづくり」支援制度に登録されました。

2.活動内容

かわまちづくりとは、河川空間とまち空間の融合が図られた良好な空間形成を目指す取り組みです。現在、国土交通省、八代市役所をはじめ各種地域団体により構成された「球磨川・新萩原橋周辺地区かわまちづくり実行委員会」により対象地区の整備・利活用における検討がなされていますが、その過程において、本校の教員・学生達も一緒に試行イベントの実施や今後の利活用の検討を行っています。

3.おわりに

2020年の春季に八の字堰周辺の広場の整備が完了予定です。この利活用と今後の維持管理に関しても、引き続き連携して検討を行っているところです。

関連リンク

球磨川に「八の字堰」が完成し、「八の字フェスタ」にて展示を行いました。(2019/5/12)
https://kumamoto-nct.ac.jp/update/2019/05/20190514a/

【外部リンク:国土交通省 九州地方整備局】 八代河川国道事務所 河川環境課
加藤清正由来の八の字堰の形状の復元による生物多様性を目指して
http://www.qsr.mlit.go.jp/n-shiryo/kenkyu/program/01/01_16.pdf