令和6年2月6日(火)、久保田智特命客員教授と生産システム工学系の吉永圭介准教授が、八代市立第二中学校の3年生4クラス136名を対象に、理科の出前授業「霧箱による放射線の観察」を実施しました。
授業では、まず放射線の発見の経緯や放射線の基本的な性質、利用例を学びました。その後、簡易型の線量計で理科室やグラウンドの放射線量を測定しました。
さらに、エタノール蒸気の過飽和を利用した霧箱を作製し、放射線源から放出される放射線の軌跡を観察しました。放射線の軌跡が見えはじめると、各班から歓声があがりました。生徒たちは、ふだん感じることのない放射線を実際に目で観察することで、理解を深めたようでした。