八代市立第六中学校で、魚の解剖に関する連携理科授業を実施しました。(2/2)

2024.02.13

令和6年2月2日(金)、生物化学システム工学科の吉永圭介 准教授が、八代市立第六中学校で1年生2クラスを対象に理科連携授業「魚の解剖(からだのつくりを観察しよう)」を実施しました。

授業では、まず「進化の系統図を考える」として人/マダイ/タコなどが進化の系統図のどこに位置するか生徒に考えてもらい、背骨の有無によって違う系統になることを確認しました。次に、マダイやアジを実際に見て「外観の観察」を行い、ひれの場所・数・形を図に書き込みました。

「えらの観察」では、ハサミで魚の口からえらまでを切り、えらの内部が見えるようにして観察しました(図1)。さらに「内臓の観察」では、肛門からおなかの真ん中までを切った後、内臓が見やすいように側線付近に沿って切り開き、内臓を観察しました(図2)。

魚は日頃から目にするなじみのある生き物ですが、じっくり外観や内臓を観察する機会はなかなかありません。今回の授業で生徒たちは、魚が系統図の中でどのような位置付けになるのかが骨格等から判断できることを学びました。また、腹側の色が白で背中側が濃い色になっている理由についても、魚が住んでいる場所の光の当たり方によるもので、生存に有利になるためだと知り納得していました。さらに解剖してえらや内臓のつくりについて詳しく観察することで、改めて生き物のつくりの不思議さに驚いていました。

  • 図1 えらの観察
  • 図2 内臓の観察