八代市の中学校で出前授業「液体窒素を利用した状態変化と超伝導」を実施しました。

2024.01.31

八代市立第三中学校 (1/17)

令和6年1月17日(水)、リベラルアーツ系の東田洋次教授が、八代市立第三中学校の3年生3クラス93名を対象に出前授業「液体窒素を利用した状態変化と超伝導」を実施しました。

授業では、まず物質の三態(固体・液体・気体)の説明をした後、液体窒素が-196℃の超低温であることを確かめました。液体窒素に花を入れると花ビラがパリパリになったり、普通は弾むボールが固くなり床に投げると大きな音を出して壊れることなどを体験すると、生徒たちから歓声が上がりました。また風船の気体の体積変化についても驚き、普段はあまりできない実験を楽しんだようでした。

  • 物質の状態変化の説明
  • 花を液体窒素に入れる実験
  • 二酸素を冷却する実験
  • 超伝導磁気浮上実験

八代市立二見中学校(1/19)

令和6年1月19日(金)、リベラルアーツ系の東田洋次教授が、八代市立二見中学校の1・2年生6名を対象に出前授業「液体窒素を利用した状態変化と超伝導」を実施しました。

授業では、まず物質の三態(固体・液体・気体)の説明をした後、特殊な温度計を使って液体窒素が-196℃の超低温であることを確かめました。液体窒素に花を入れると花ビラがパリパリになることや、傘袋に入れた二酸化炭素ガスがドライアイスになったり、酸素が青い液体になったりすることを体験すると、生徒たちから歓声が上がりました。また冷却した超伝導体が磁石にピン止めされる不思議な現象も楽しんだようでした。

八代市立第七中学校 (1/22)

令和6年1月22日(月)、リベラルアーツ系の上土井幸喜教授が、八代市立第七中学校3年生2クラス37名を対象に、それぞれ50分間の出前授業「液体窒素を利用した状態変化と超伝導」を実施しました。

授業では、まず物質の三態の説明をした後、液体窒素が-196℃の超低温であることを確かめました。次に液体窒素に様々なものを入れ、バナナが釘を打てるほど固くなったり、花がパリパリになったりすること、普通は弾むボールが固くなり床に投げると大きな音を出して壊れることなどを体験したほか、風船の気体の体積変化の実験も行いました。最後は、超伝導現象の不思議さを体験しました。普段はできない実験とあって、生徒たちは一つ一つの実験を興味深く楽しんだようでした。

  • バナナを凍らせる実験
  • 凍らせたバナナで釘を打つ実験
  • 風船の体積変化の実験
  • 超電導・磁気浮上の実験