本校学生が「捌水塾卒業制作展」で発表しました。(3/27-29)

2022.04.11 2022.04.13

令和4年3月27~29日、熊本県人吉市紺屋町の渕田酒造場にて、NPO法人環境圏研究所主催の「捌水塾卒業制作展」が開かれ、本校卒業生の奥羽未来さん(現・東北大学大学院)、在校生の上田結子さん・野田綾乃さん(現・建築社会デザイン工学科4年)の3名が、発表・展示や意見交換を行いました。

捌水塾は、令和2年7月に大きな豪雨被害を受けた球磨川流域及び不知火海域を主舞台として活動してきました。特に建物被害の甚大な人吉市中心市街地の復旧・復興にあたっては、再来が否定できない水害に備えた家づくりの技を磨き伝える必要があります。そこで、「水を防ぐ」のではなく、「水を捌く(さばく)」ことに着目した家づくりの技を被災者と共に学んできました。

今回の「捌水塾卒業制作展」では、この活動のまとめとして、新温泉・渕田酒造場それぞれを舞台に自分たちの力でできることを模索し続けた提案を発表し、参加頂いた方から「実現してほしい」「行政や市民とはまた違う目線からの意見で面白い」などの好感触を得ました。

本件に関する記事が、熊本日日新聞に掲載されました。下記リンクより記事を閲覧いただけますので、ぜひご覧ください。

熊本日日新聞 (令和4年4月1日付16面)
「災害に強いまちづくり提案 熊本高専と信州大の学生 人吉市復旧「自由な発想で」」(PDF:675KB)

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