八代河川国道事務所による出前授業を実施しました。(10/4)

2021.10.08

令和3年10月4日(月)、建築社会デザイン工学科5年生を対象に、国土交通省 九州地方整備局 八代河川国道事務所(以下、八代河川国道事務所)の職員4名をお招きし、令和2年度の球磨川豪雨災害に関連した出前授業を実施いただきました。

八代河川国道事務所と熊本高等専門学校は、平成24年9月に連携・協力に関する協定を締結しており、これまでにも、ハード・ソフトの両面で実践的な問題解決方法を連携して検討しています。

授業では、令和2年度豪雨災害の概要の説明のあと、今後、球磨川流域をはじめ全国的に進められる「流域治水」についての解説がありました。学生たちは、河川工学の授業で学んだ内容よりも更に進んだ治水手法に対して、真剣に聞き入っていました。

学生からは、「山野の管理はどのようになされるのか」「避難所を運営する際に公助として注意すべき点は何か」等の質問が相次ぎ、双方向的な授業が展開されました。

授業の最後には、「学生の立場でもできるソフト対策は何か?」という課題をいただきました。今後学生たちはグループワークとして、ソフト対策の立案・計画に取り組んでいきます。