肥後象眼の製作支援を行いました。(「第49回伝統工芸日本金工展」入選作品)

2021.08.20

熊本県伝統工芸品である肥後象眼を手掛ける白木一門より相談依頼を受け、作品の土台となる鉄生地を本校技術・教育支援センターにて製作しました。その鉄生地を用いて製作された、同門の半代 千加子様(はんだい ちかこさま)の作品が、「第49回伝統工芸日本金工展」に入選されました。

これまでも多くの作品を出展されている半代様ですが、今回のような入選作品に携われたことは非常に喜ばしく名誉あることです。

本支援は2019年より始まったもので、製作には3DCADやレーザー加工機、溶接機、サンディングを駆使していますが、表面に施す装飾を阻害しないように直線度や平面度に注意を払い美観を重視して製作しました。

技術・教育支援センターでは、今後もニーズに応えながら明るい話題が提供できるよう支援の継続を目指します。

【外部サイト:日本工芸会】
https://www.nihonkogeikai.or.jp/