令和2年6月8日(月)、氷川町小中学校の情報処理担当教員を対象に、Zoomを利用した講座を実施しました。
講座では、まず、参加された小中学校の先生方に新型コロナによる休講中の状況をご説明頂き、
- オンライン情報モラル教育の必要性を感じた
- オンラインのツールを自由に使えるようになったので、トラブルが気掛かり
- インターネット環境調査を行ったところ、8割程度の家庭でWi-Fi等を保有していた
- 小学部会でBANDというSNSツールを使うようになった
- LINESという学習内容を復習するツールを使っている
- インターネット環境調査に回答頂いたのは半数程度で、8割強がWi-Fiを保有、1割程度は無し
- 全家庭にインターネット環境があるわけではないので、小中学校が教育の場となる
等の情報を共有しました。
次に、講師側から、無料のコンピューターサイエンス学習リソース Code.org や有料のオンライン・プログラミング講座を紹介しました。
また、氷川町には高校がなく、中学生の進路を考えるつながりが欲しいとの要望をあらかじめお聞きしていたため、八代キャンパスに在学する氷川町出身の学生と、今回のようなオンラインによるつながりを持つことを提案しました。中学校の教員からは、生徒全員を集めての集会はまだ難しいので、従来実施していた卒業生を招く形での会を今後どうするか検討しているとの回答がありました。
今回の取り組みについて、初めてのZoomは楽しかったとの感想をいただきました。次は7月頃に、今年度の活動について再度情報を共有する予定です。