「技術英語」に関する講演会を実施しました。(12/10)

2019.12.16 2019.12.18

令和元年12月10日(火)、八代キャンパス4年生の進路セミナーにおいて、日本工業英語協会の企画による講演会「高専生が学ぶべき『技術英語』とは」を実施しました。

本講演会は、早稲田大学理工学術院の斎藤恭一客員教授にご講演いただきました。斎藤客員教授は、長年千葉大学で教鞭をとられたご経験から、教え子の中には高専出身の学生もいたこと、その学生たちの在籍中の研究活動、および卒業後の活躍についても紹介されました。

講演は、学生と対話しながら、分かりやすいたとえ話を交えて進められました。社会人になってからも使える技術英語は、「読む・聞く」という受信技能ではなく「書く・話す」という発信技能を中心に練習していく必要性を説かれ、実際に学生全員で英作文に挑戦しました。

おなじみのカタカナ表記の元素を英語にするのに戸惑ったり、単語レベルでは正解しても文レベルの英作文には苦戦したりと、いつもの英語の授業以上に頭を働かせた学生もいたようです。「技術英語」は5年生に進級してから学ぶ科目ですが、早速これから勉強して工業英検に挑戦したいと意気込んでいる学生もいました。

八代キャンパスでは、工業英検の団体受験を実施しており、3級以上の合格者には単位を認定しています。これを機に、より多くの学生にチャレンジしてもらい、英語に自信のあるエンジニアに成長してほしいと思います。