令和4年12月1日 (木) 、八代キャンパスにおいて、建築社会デザイン工学科4年「建築設計演習II」での家具製作課題の講評会を実施しました。この発表会は、熊本県工業連合会 (県工連) と本校が協力して行っている「閃きイノベーション」の一環として計画したものです。
課題の設定には、金剛(株)様とくまもと森都心プラザ図書館様にご協力いただきました。昨年度の課題「立ち読みのための家具」の作品2点を今年2月から約半年間、くまもと森都心プラザ図書館で展示し、実際に利用した来館者の感想や指摘事項を学生たちにフィードバックしたうえで、今年度のテーマを「続・立ち読みのための家具」としました。
6チーム17名の学生は、図面や模型・3Dモデリングを用いてアイデアを具体化し、中間報告で指摘された意見をもとに修正した上で、主に木材を用いて原寸の家具を製作しました。
講評会には、金剛(株)様から2名、くまもと森都心プラザ図書館様から1名の方にお越しいただきました。作品の良い点や実用化に向けた課題などの指摘と共に、設計から製作までのものづくりの一連のプロセスを体験することの重要性についてご教示いただき、最後には、完成度の高さについてお褒めの言葉もいただくことができました。
【関連記事】
くまもと森都心プラザ図書館にて、学生の設計製作課題作品を展示しています。