RIST(くまもと技術革新・融合研究会、会長・熊本大学末吉敏則特任教授)は県内の産学官が一体となって、地域の産業の振興や発展を目的として活動する団体で、30年以上の歴史を有し、企業14社、大学・高専関係会員179名、個人会員32名、団体会員7団体で構成されています(http://www.rist.gr.jp/)。
RISTの主な活動の一つである月例フォーラムは今回で347回を数えますが、今年はコロナ禍の影響でオンライン開催となり、その2回目です。今回は「熊本の地域課題を産学官で考える」とテーマを決め、7月の豪雨災害に見舞われた八代・人吉・球磨地域を取り上げます。
第一部は国登録有形文化財の老舗旅館・人吉旅館の堀尾里美女将と、生徒のボランティア活動で復旧を支援する球磨工業高校の原田茂校長(本校情報工学科OB)のお二方の特別講演、第二部は同地域の復旧・復興に尽力する本校建築社会デザイン工学科の磯田節子特命客員教授、岩坪要教授、森山学教授からの被害状況や取り組みの内容についての講演となります。
どなたでも無料で参加でき、Zoomによるオンライン開催ですのでネット環境やスマホがあればどこからでも参加可能です。名物女将・堀尾氏の被災から再建へのお話と、原田校長からの生徒のボランティア活動のお話は一般の方々にも関心を持っていただけると思います。また、磯田特命客員教授や森山教授の活動は新聞等でも紹介されており、第二部も興味深いものになると思います。お時間がありましたら、ぜひご参加ください。司会はRIST企画委員長の人間情報工学科村上純教授が務めます。
なお、参加を希望される方は事前に申込みが必要です(申込み締切り令和2年11月10日(火))。詳細はRISTのホームぺージでご確認ください。
第347回RISTフォーラム「熊本の地域課題を産学官で考える」
日時:令和2年11月13日(金)14:00~16:30
詳細:http://www.rist.gr.jp/archives/event/2989