本校教員の研究が地元企業との協業により「ロボットの異常検知AI」として実用化に向けた開発が開始されました。

2025.07.15

情報通信エレクトロニクス工学科の本木教授が発案したAIデバイスの学習アルゴリズムが、地元半導体回路設計企業メイビスデザイン株式会社様との共同研究・開発により、2022年に半導体回路の知的財産IP(SAMACTⓇ)として商標登録されました。またさらに今回、本AIデバイスを利用し、同社と地元産業用ロボットメーカーの平田機工株式会社様との共同開発により、産業用ロボットの異常検知機器として実用化に向けた開発が開始されました。 

(平田機工×メイビスデザイン 「ロボットの異常検知AI」動画)

本研究・開発が、論文等の発表のみならず、実用化に向けた開発開始まで進展できたのは、研究室に所属していた本校学生の積極的な探求心による研究とともに、地元企業様との協業により、地道に一歩一歩技術蓄積を行って来られたからだと考えられます。今後も研究・開発を進め、本AIデバイスのさらなる性能の改善と適用例の進展により、社会貢献を目指します。