生物化学システム工学科の富澤哲講師と大島賢治教授が進めている研究プロジェクト「マリン・フュエル・リファイナリー」の研究内容が、学術専門雑誌『月刊アグリバイオ』7月臨時増刊号にて紹介されました。
『月刊アグリバイオ』誌は、農業生産に関わるバイオテクノロジーや、先駆的な研究を紹介する学術専門雑誌です。今回の記事では「魚類残滓由来およびグルコースから発酵生産した不飽和脂肪酸の化学変換」と題し、海産バイオマス資源(魚アラ)と陸上バイオマス資源(糖)の両方から不飽和脂肪酸を獲得する試みについて述べ、そこから化学原料や水素エネルギー生産に向けた新しい利用方法を提案する研究内容を紹介しています。
本校では、生物化学システム工学科の4・5年生と専攻科生が、卒業研究や課題研究を通じて、継続的にこの研究に取り組んでいます。
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