熊本キャンパスで、半導体産業構造に関する出前授業を実施しました。(5/7)

2025.05.16 2025.05.20

令和7年5月7日(水)、熊本キャンパス本科4年生の選択科目「半導体工学概論」にて、半導体産業構造についての出前授業を実施しました。

半導体工学概論は、半導体産業界と自身が学ぶ専門科目とのつながりを理解し、進路選択の幅を広げることを目的に開講しています。

今回は、産学官連携組織「九州半導体人材育成等コンソーシアム」に参画する株式会社三菱UFJ銀行の半導体バリューチェーン推進室から講師をお招きし、金融業界の視点から見た半導体産業構造を通して、設計から製造まで国際的な分業が進んでいる情勢や、工場で働く人だけでなくプログラミングや製造インフラの整備に関わる人も半導体人材として求められているといった国内課題を、分かりやすくお話しいただきました。

受講後のアンケートでは、下記のような感想が寄せられ、参加した約140名の学生にとって、大変貴重な機会となりました。

参加学生の感想(アンケートより)

  • 半導体業界の方から話を聞く機会はこれまで何度もあったけれど業界の外から客観的に評価する話を聞いたことはなかったので、とても勉強になりました。
  • 融資がメインとなる銀行側の半導体業界への関わり方をお話いただいたことで、勢いがあるからといって容易に支援できるものではない、ということを初めて知ることができました。
  • 半導体が現代社会や経済安全保障にとっていかに重要かを実感し、金融機関の役割や責任の大きさについても深く考えさせられました。