八代市立鏡中学校で連携理科授業「液体窒素を利用した状態変化と超伝導」を実施しました。(2/26)

2025.03.11

令和7年2月26日(水)、八代市立鏡中学校にて、1年生の4クラスを対象に、連携理科授業「液体窒素を利用した状態変化と超伝導」を実施しました。当日の講師は、久保田智 特命客員教授が務めました。

授業では、物質の三態(固体・液体・気体)の説明をした後、特殊な温度計で液体窒素がマイナス196℃の超低温であることを確かめました。

その後の実験では、液体窒素に葉や弾むボールを入れるとパリパリになったり、叩くと大きな音を出して壊れる様子に歓声が上がっていました。また、傘袋に入れた空気や酸素の体積変化や液化を確認しました。最後に、冷却した超伝導体がネオジム磁石にピン止めされる不思議な現象も観察しました。

生徒たちは今回の体験を通し、状態変化や超伝導について興味深く学習できたようでした。