令和6年11月15日(金)、熊本県立熊本かがやきの森支援学校にて、病気などで身体が不自由な子どもの教育について考える「第70回全国肢体不自由教育研究協議会」が開催され、本校が開発した「KME(多機能スイッチインタフェース)」を出展しました。
KME (KOSEN Multifunctional Endpoint) とは、「GEAR5.0 未来技術の社会実装教育の高度化」事業の中で開発された、要支援者のICT機器に対するアクセシビリティを向上させるスイッチを搭載したインターフェース(接続機器)です。
本会には全国の肢体不自由児系の特別支援学校の校長や教諭など400名以上が参加し、体育館で全体会が開催されたあと、小中高等部のクラスに分かれて研究事業の公開授業が行われ、本校が開発したKMEの活用事例についても紹介されました。その後、特別支援教育で利用されるICT機器の体験コーナーでもKMEを紹介し、多くの教職員の方々から質問が寄せられました。
12月には、JST受託研究事業の一環として、「KME全国検証キャンペーン2024」と題した全国特別支援学校へのKMEの貸出と評価検証も実施する予定です。
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熊本日日新聞 (令和6年11月22日付17面)
「肢体不自由児の教育考える 熊本で全国大会 ICT技術活用 公開授業」(PDF:560KB)
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