第9回講座「色のしくみ発見」(10/5)
令和6年10月5日(土)、熊本キャンパスにて熊本高専ハカセ塾第9回講座「色のしくみ発見」を実施しました。今回の講座では、松田豊稔名誉教授と、高専ハカセ塾社会人メンターの小林敏夫先生が指導を務めました。
受講生は「光とは何か、どのようにして光に色が付いているのか」について波長や光スペクトルを用いて学んだ後、実際に簡易分光器を用いてどの色の光がどの波長帯に属しているのかを確認しました。光の合成や吸収を観察し、自分たちの手で光の不思議を探る過程を楽しむ様子が見られました。
さらに、紫芋パウダー水溶液に酸性やアルカリ性の液体を混ぜて色の変化を確認する実験では、化学反応によって光の波長が変化して色が変わるさまを観察し、驚いていました。
第10回講座「ロボットを全方向へ移動させてみよう!」(10/12)
令和6年10月12日(土)、熊本キャンパスにて、熊本高専ハカセ塾第10回講座「ロボットを全方向へ移動させてみよう!」を実施しました。今回の講座では、電子情報システム工学系CIグループの大塚弘文教授と野尻紘聖講師が指導を務めました。
受講生は、全方向駆動/自律型ロボットRDS-4WD55とソフトウェアArduBlockを用いて、ロボットとは何か、どのような仕組みや構造で制御されているのかについて学びました。ロボットは、状況を測り数値に変換する「センサー」、数値を比較して命令を出す「コンピュータ」、命令を受け仕事をする「アクチュエータ」により構成されていて、特別なホイールが全方向の駆動を可能にしていることを実際にプログラムしながら確かめました。
さらに、ロボットの全方向駆動を活かして四角形、円や三角形を描く、走行距離を調整するなどのより高度な制御に挑戦しました。受講生は自身が作成したプログラムが思い通りに動くことに喜び、熱心にロボットの制御に挑戦していました。