熊本高専ファーストペンギンズプロジェクトのキャラクターデザインコンテストを実施しました。51作品の応募があり、ファーストペンギンズキャラクター選定委員会の審査員による審査の結果、下記のとおり受賞作品を決定しました。
最優秀賞の作品は、今後ファーストペンギンズプロジェクトの周知や更なる機運の醸成に活用していきます。
審査結果
最優秀賞
情報通信エレクトロニクス工学科4年 平井宥紀さん
ファーストペンギンがモチーフのキャラクターということで、首にスカーフを巻き勇敢さ・リーダー感を表現しました(実はスカーフの結び目のところがFirstのFに見えるようにしていたりします)。また、ペンギンの体は校章に使われているブルー、目やスカーフには熊本高専のパンフレットなどにもよく使われているシアン・マゼンタ・ブルーの3色を使い、一目で熊本高専のキャラクターだとわかるようにしました。頭ではねている癖毛(?)のようなものは熊本高専の校章の形を意識してつけました。
優秀賞
生産システム工学専攻 2年
林幸之介さん、津川右馬さん、竹隈光紀さん、津田宗一郎さん、石川龍星さん
1stの「1」をもじってペンギンのデザインにしています。パッと見てわかりやすいよう、シンプルなデザインにしました。
優秀賞
制御情報システム工学科 4年 中村祐響さん
まず、本プロジェクトの名前がファーストペンギンプロジェクトであるので、ペンギンのキャラクターにしました。このキャラクターが飛行帽やマントをしているのは、空を飛べないペンギンでも空を飛ぶように優雅に飛び込んでほしいと思ったからです。また、ベルトの「F」ついては、ファーストペンギンプロジェクトの頭文字から取っていますが、このプロジェクトのロゴなどがあれば「F」の文字をそのロゴと差し替えたいと思っています。カラーについてですが、熊本高専のブランディングシンボルである、シアン・マゼンダ・青を主に使うことで一目でこの高専のキャラクターであることが分かるようにしました。
講評 (勝野 幸司 准教授)
審査は両キャンパスの教員と技術職員(計10名)が担当しました。まず初めに、各審査員が全作品のデータを見て、持ち点10点を配分するという方法で1次審査を行いました。
2次審査では、1次審査の合計点が上位の作品数点を中心に、募集要項の要件(長く愛されるキャラクター、オリジナリティ、3Dモデル化のしやすさ等)を確認しながら審査員が集まり議論を行い、受賞作品を選出しました。
結果的には、1次審査の票数の順に最優秀賞、優秀賞を選出することになりましたが、受賞作品はいずれも甲乙つけ難い力作でした。
短い募集期間にもかかわらず、計51作品もの応募があったことを大変嬉しく思います。このコンテストを通じて、ファーストペンギンズプロジェクトの主旨でもある「新しいことにチャレンジする」学生諸君を見ることができたような気がします。今後の学生諸君の活躍に大いに期待します。
熊本高専ファーストペンギンズプロジェクト
熊本高専では、新しいことにチャレンジする学生を一人でも多く輩出することを目指して「ファーストペンギンズプロジェクト」を開始します。このプロジェクトでは、新しいことにチャレンジする学生を後押しする環境を整えるとともに、学生の皆さんが起業家などの社会人や地域の方と接し、自分の視野を拡げる機会を提供します。学生どうし、あるいは様々な人たちと自由にディスカッションしながらアイデアを出しあえるコワーキングスペースなどのワクワクするような部屋も整備します。
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