「高専カフェin八代キャンパス」の第6回が、1月19日(月)の午後4時から共通教育科棟2Fの精密測定室にて開催されました。今回のカフェの話者は機械知能システム工学科の木場教員で、テーマは「X線回折装置の概要と研究活用の例」でした。
はじめに、本校専攻科・機械知能システム工学科を中心に整備されたXRD装置の薄膜試料測定の様子を観察しながら、装置の性能等について説明がありました。参加者は、機械、環境、生物化学が専門の教員でした。この装置の高度な特徴と結晶構造の測定精度、モジュールを変更することで粉末法、その他の高度な測定法による薄膜・単結晶の結晶品質の解析などについて、活発な質疑応答が行われました。最後に木場教員と産業技術総合研究所で共同研究中の高温超伝導薄膜が、薄膜高温超伝導体として新規性があり、この装置から得られた結果から、高品質の薄膜が得られているという評価がなされていること、その結果が国際会議発表及びその後のIOP論文で公開されていることについて報告がありました。現在、4研究テーマと専攻科の学生実験で活用されていますが、さらに活用の進展を図る方向性が見えてくることが期待されています。
次回のカフェは3月の開催が予定されています。
はじめに、本校専攻科・機械知能システム工学科を中心に整備されたXRD装置の薄膜試料測定の様子を観察しながら、装置の性能等について説明がありました。参加者は、機械、環境、生物化学が専門の教員でした。この装置の高度な特徴と結晶構造の測定精度、モジュールを変更することで粉末法、その他の高度な測定法による薄膜・単結晶の結晶品質の解析などについて、活発な質疑応答が行われました。最後に木場教員と産業技術総合研究所で共同研究中の高温超伝導薄膜が、薄膜高温超伝導体として新規性があり、この装置から得られた結果から、高品質の薄膜が得られているという評価がなされていること、その結果が国際会議発表及びその後のIOP論文で公開されていることについて報告がありました。現在、4研究テーマと専攻科の学生実験で活用されていますが、さらに活用の進展を図る方向性が見えてくることが期待されています。
次回のカフェは3月の開催が予定されています。