熊本高専では、八代キャンパスの教員グループにより「企業技術者のトラブルシューティングに学ぶCOOP教育」を推進しています。COOP(コーオプ)教育とは企業と深く連携した教育活動を指し、学生達の学習への動機付け、キャリア教育効果も狙っています。 1月22日(火)には1階合同講義室を会場に、生物工学科の4・5年生・生物化学システム工学科の3年生を主対象とし、長菱エンジニアリング(株)取締役社長である開昭夫氏から「高専を卒業後40年を経過して」と題して講演していただきました。開社長は佐世保高専出身であり、高専卒業に重工メーカーにて燃料化学や界面化学を専門として研究に取り組んだ内容を中心にご講演いただきました。 |
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また、2月12日(火)には同社技術開発室シニアエンジニアの諸星彰三氏に来校いただき、企業出身の本校教員とともに、2月15日に開催される「閃きイノベーション」の最終プレゼンテーションに備えた機械系学生の発表練習をご指導いただきました。学生からは「特許や意匠権、商標等、企業での開発だと考えるべきことが多いことを痛感した。」との感想がありました。長時間の指導・練習の甲斐もあり、2月15日の発表では、来場した企業の方から「PSA(Problem-Solution Advertisement:問題解決型広告)の流れが出来ている。」等、高評価をいただきました。 |
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関連サイト・ライントレースロボット実習で企業技術者の講演を実施しました。(10/29) |