平成26年11月29日(土)に、熊本キャンパス担当で「熊本の歴史的な知的財産~人吉の史跡探訪~」を実施しました。この「史跡探訪」シリーズは、平成22年度から実施していますが、おかげさまで好評な企画になっています。
当日は朝方に雨がやみ、昼からはきれいに晴れた暖かな一日となりました。人吉地区は初めての実施で、20名募集したところ、倍以上の応募がありました。厳正な抽選による22名の皆様と秋の深まった、静かな城下町「人吉」を探訪しました。バス中での解説の後、まず国宝の青井阿蘇神社に参り、人吉市伝統文化活性化委員会会長の立石芳利様の深くしかし難解でなく、時には笑い声が上がる説明をお聞きしながらのなごやかな探訪となりました。12時丁度の人吉駅前のからくり時計では歓声が上がりました。人吉駅裏の国指定史跡「大村横穴群」を経て、各自駅周辺やバス中で昼食を取り、幽霊の掛け軸で有名な「永国寺」に移動しました。最後が相良氏の人吉城でした。人吉城歴史館で清兵衛屋敷の地下の遺構を見学後、人吉城本丸跡までのぼりました。事後のアンケートも、分かりやすく満足で、毎年の実施を楽しみしておられるというものが多く見受けられ、来年度への意欲が増しているところです。
準備から当日まで、学生支援係や研究推進係の職員さんにもお手伝いいただきながら、講師は、共通教育科の八田茂樹教員、伊藤利明教員が準備と当日を、永野拓也教員が準備を担当しました。