熊本キャンパスでは、本年度から新しい試みとして9月24日~27日に特別時間割を編成しました。
本校熊本キャンパスは、電子情報系のエンジニアを育成する教育機関ですが、その前提となる社会性・協調性を身につけた豊かな人間性を育む教育を心がけています。また、グローバル化に対応できる人材の育成についても喫緊の課題です。そこで、学年ごとに、通常の授業では習得できない国際・異文化理解や知的財産、技術英語などの講義のほかに、様々な研修、講演会を設けました。
1~3年生は、国内外からお招きした講師による国際・異文化理解に関する講演や、企業のトップの方や卒業生による講演、人権教育(ハンセン病についての事前研修と恵楓園見学)、技術研修(新幹線車両基地見学)などを実施しました。
4年生は、シンガポールのTemasek Polytechnicより外国人講師をお招きし、技術英語の集中講義を実施しました。与えられたテーマについての英語での発表や、フォーマルなe-mailの書き方の練習などを通して、実践的な英会話やライティング、英語圏におけるビジネスマナーなどついて4日間じっくりと学びました。
5年生は、弁理士の方々をお招きして、知的財産権に関する講演会と集中講義を実施しました。講演会では、ヒット商品の特許取得による成功例や商品差別化戦略、知的財産権の重要性についてわかりやすく解説していただきました。集中講義では、特許電子図書館での検索方法や特許明細書の書き方を丁寧に教えていただきました。明細書の記載は初めての経験でしたが、基礎をしっかりと学ぶことができました。
新幹線車両基地見学 | アジア事情に関する講演 | インド文化体験 |
英語での発表練習 | 技術英語講座 | |
知的財産権についての講演 | 知的財産権に関する集中講義 |