「デザコン2021 in 呉」空間デザイン部門にて、最優秀賞を受賞しました。(12/4)

2021.12.07 2022.01.11

令和3年12月4日(土)、広島県呉市の呉高専で開催された「第18回全国高専デザインンコンペティション(デザコン2021 in 呉)」(主催:一般社団法人全国高等専門学校連合会)において、本校の作品が空間デザイン部門の最優秀賞を受賞しました。

全国高等専門学校デザインコンペティション(通称デザコン)は、全国の高専学生を対象に毎年行われている大会で、ロボコン・プロコン・プレコンと並ぶ、全国47校の高専におけるメインイベントのひとつです。

デザコンは、様々な社会的課題を、専門的な知識を活用したものづくりやプロジェクトを通して解決していく技術(=エンジニアリング・デザイン)を競い合う大会です。このうち「空間デザイン部門」の今年のテーマは「住み継がれるすまい」で、それぞれのチームが対象とする地域を選定し、現状調査を行って地域に根ざす問題や課題を発見し、そこから建築物や空間的なアプローチとして何ができるかを考え、案としてまとめました。

今年の空間デザイン部門には、建築・建設系を中心に全国から147作品の応募があり、うち予選を通過した8高専の12作品が呉高専にて審査員の前でプレゼンテーションを行いました。本校の作品「い草と人のよりどころ」は、地域の現状や特徴を細かく調査分析したことや、問題抽出からの空間的な解決方法の提案、模型やプレゼンテーションの表現等、審査員から高い評価コメントをいただき、最優秀賞を受賞しました。

「デザコン2021 in 呉」空間デザイン部門 最優秀賞

タイトル 「い草と人のよりどころ」
メンバー 建築社会デザイン工学科5年 光永周平、竹隈光紀、園田朝陽、長濵悠都

八代市千丁町のい草産業の衰退、新規就農者や外国人技能実習生についての問題に焦点をあて、い草農家から派生する「網掛け建築」によって新しい い草農家のかたちを提案。い草農家には手を加えず、水路上に計画する建物によって、い草農家、い草農家を始める人、そして、い草や畳文化の「よりどころ」となるような空間を提案しました。

  • 発表の様子
  • 模型写真
  • 表彰式
  • 集合写真

【外部サイト:全国高等専門学校デザインコンペティション】
空間デザイン部門 結果発表
https://デザコン.com/docs.php?n=bumon2_kekka.pdf

本件に関する記事が、熊本日日新聞に掲載されました。下記リンクより記事を閲覧いただけますので、ぜひご覧ください。

熊本日日新聞 (令和3年12月28日付11面)
「空間デザイン日本一 熊本高専八代 イ草作りを身近に開放的な交流の場」(PDF:622KB)

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