公開講座「R言語によるデータサイエンス入門」を実施しました。(8/31)

2019.09.04 2019.09.06

令和元年8月31日(土)、熊本キャンパスにて、公開講座「R言語によるデータサイエンス入門」を実施しました。

受講者は17名で、20代から50代まで男女ほぼ同数の方にご参加いただきました。講師はデータ分析を専門分野とする村上教授・大石教授・山本教授・石田助教の教員4名と、5年生の学生補助員1名で、実習重視の体制で行いました。

本講座では、副題を「基本の計算から種々のグラフ作成まで」とし、R言語を用いて代表値などの基本統計量の計算からヒストグラム・円グラフ・折れ線グラフ・散布図が描けるまでをメインとしましたが、「データサイエンス入門」にふさわしい内容となるよう、サンプルデータを数値化、図表化、記述、表現し、特徴を見出すまでの流れが理解できるように配慮しました。

後半では回帰分析にも触れて、散布図に回帰直線を表示させました。さらに、様々な目的のために世界中で開発されているパッケージ(現在1.5万個近く公開)を使用する例として3Dプロットやアニメーション表示も行いました。

「数理・データサイエンス・AI」はディジタル時代のリテラシーと位置付けられ、これからは文系・理系を問わず学ぶ必要のある内容です。R言語はプログラミングもできるフリーソフトですので、それらを学び、仕事などへの応用にも うってつけの環境と言えるでしょう。

今後もこの言語を用いた公開講座を開催していく予定ですので、関心をお持ちの方はぜひご参加ください。

(講座終了後も残って取り組まれている様子)