3/7、3/8、3/11に、平成30年度小学校ネットワーク事業の一環として、共通教育科 磯谷政志 准教授が八代市の3校でそれぞれ出前授業を実施しました。
3/7(木) 八千把小学校6年生「電気の性質とその利用」
磁石や電磁石の説明、スピーカーや音の説明、強力電磁石やモーターの実験の後に、ペットボトルを利用したスピーカーの制作を行いました。子供達はエナメル線を巻いてコイルを作り、できたコイルと磁石をペットボトルに貼り付けて、ペットボトルスピーカーを作成しました。コイルを巻くところで少し苦労していましたが、全員完成させ、用意した音楽プレーヤーの音を聴きました。ペットボトルから音が流れると、ペットボトルがスピーカーになることに驚いていました。最後は、指向性のあるパラメトリックスピーカー等の実験も行い、音の不思議も体感しました。
3/8(金) 太田郷小学校3年生「磁石の性質について」
磁石について一般的な説明を行なった後、コインを磁石の上で滑らせ、ブレーキ効果があることを学習しました。そして、そのブレーキ効果が50円、10円、1円コインで異なることを体験しました。実際に、定規・下敷き・クリップなどを使って、ブレーキ効果の違いによりコインを選別する道具を作成しました。どの班も簡単ではなかったようですが、うまく選別できるよう学びながら、楽しみながら試行錯誤し、完成を目指して一生懸命取り組みました。
3/11(月) 高田小学校3年生「磁石の性質について」
磁石やコインの性質についての質問を行い、実際にコインが磁石にくっつかないことを確かめました。次に、「ゆっくり落ちる」観察機を用いて、コインを磁石の上で滑らせるとブレーキがかかり、コインの種類によってブレーキの強さが異なることも確かめました。この性質を用いて、グループでコイン選別機の制作を行い、コインの落下位置を確認しながら、コップの位置を決めてうまく選別できるように調整しました。どのグループも協力して楽しみながら制作することができました。