平成29年1月20日 (金) 、氷川町立竜北中学校の2年生2クラスに対して、「液体窒素を利用した状態変化」のテーマで連携理科授業を実施しました。授業のはじめに状態変化や液体窒素の説明および注意事項を伝えた後に、液体窒素を使って実際に実験・観察を行いました。
生徒は興味を持って実験に取り組み、特にランの花びらが液体窒素に入れると天ぷらを揚げるように泡立ち取り出すとガラスのように硬くもろくなることに驚いていました。また膨らんだ細長い風船を液体窒素に入れると気体が全くないかのように扁平になり、その風船を空気中に再度出してみるとくねりながらしだいに膨らむ様子に歓声が沸いていました。さらにソフトテニスのゴムボールも液体窒素中では固くなり、床に落とすと陶器が割れるように大きな音がするので驚きの歓声が次々に上がっていました。
アンケートからは、「普段授業ではできないことができたので、とても楽しかったです」、「液体窒素によって磁石が浮くのがすごいなと思いました」などの意見がありました。
- 全体説明
- 風船の体積の変化
- ゴムボールの変化