本大会に熊本高専からは熊本キャンパスの2チーム、八代キャンパスの2チームの計4チームが出場しました。結果は、初戦敗退でしたが、熊本キャンパスAチームが熊本城をモチーフにしたオブジェが評価され特別賞 (東京エレクトロン株式会社) を、八代キャンパスAチームが多くのロボットの運用に取り組んだことが評価され特別賞 (マブチモーター株式会社) を受賞しました。
放送予定
地区大会の模様は、NHK総合にて11月13日 (日) に放映予定です。放送予定に関する最新情報は、高専ロボコン公式ページをご確認ください。
【外部サイト:高専ロボコンオフィシャルHP】
http://www.official-robocon.com/jp/kosen/kosen2016/
各チームロボット紹介
熊本キャンパスAチーム「ジャイアントきりんぐぅ」 特別賞 (東京エレクトロン株式会社) 受賞
運搬ロボットと箱積ロボットの2台が協力して課題に取り組む作戦でした。それぞれのロボットが橋を搭載しており、船と島の間に橋をかけて海を渡ることができます。本番では、位置がずれてうまく橋が架かりませんでしたが、箱積ロボットが最大3m伸びる様子を披露することができました。結果は1回戦敗退でしたが、低学年が多いチームですので、この経験を活かして来年は全国大会進出が期待できます。
八代キャンパスAチーム「Rush」 特別賞 (マブチモーター株式会社) 受賞
大会で最も多い4台のロボットを使って、課題を達成します。フィールドに配置されている船 (台車) に拡張ロボットをつけることで自由にコントロールするという特徴がありました。練習では比較的順調だったのですが、本番の試合でプーリから糸が外れてしまうなどのこれまでに無かったアクシデントに見舞われたこともあり、残念ながら初戦で敗退しました。試合後は拡張ロボットの動作を実演し、技術力の高さをアピールすることができました。
熊本キャンパスBチーム「志翼号」
Bチームは製作難易度の高いキャタピラタイプのロボット製作にチャレンジしました。構造が複雑なため、大会直前まで製作や調整に時間を取られて、十分な練習ができないまま本番を迎えてしまいました。灯台を作ることができず、1回戦で敗退してしまいましたが、試合後のアピールタイムでは、海を渡るためのアンカー発射機構の動作を実演し、会場を沸かせることができました。
八代キャンパスBチーム「祭START」
吸盤でブロックを吸い上げるロボットと9mの大陸間に橋を架けるロボットを使って、課題を達成します。橋を架ける際、途中にあるボックスを回収しながら橋が伸びていくのが特徴でした。吸盤でブロックを吸い上げるロボットがピット裏の試走ゾーンでは問題なく動いていたのですが、本番のブロックは吸い上げることができず、初戦敗退しました。このチームは低学年が多く、来年の活躍が期待されます。
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