平成27年12月17日 (木)・18日 (金)の2日間に渡り、熊本高等専門学校熊本キャンパスカンファレンスルームにて、「国際交流関係教職員スキルアップワークショップ」を実施しました。
本ワークショップは、国立高等専門学校機構国際交流センター事業の一環として、国際交流関係教職員のスキルアップ並びに担当者間のネットワーク形成を目的とし、熊本高専を実施担当校、九州・沖縄・中国・四国地区の各高専をメインの対象とし、22名が参加しました。
1日目は、基調講演として、東北大学の加藤修三 教授から「グローバル化社会の大学・高専への期待―学生が学ぶべき基本的スキルと国際交流の貢献―」と題し、グローバルな視点から、日本人学生に必要な能力や、日本の国際化の課題を踏まえた国際交流の役割についてお話しいただきました。その後、各高専の国際交流の取組み事例の発表などがありました。
2日目は、立命館大学の堀江未来 准教授の基調講演「国際交流を効果的に実施するための教職員の役割とスキル:異文化体験を学びにつなげるために」と題し、異文化に対する発達段階の指標を用いて、異文化体験を学びに変える仕組みづくりについてお話しいただきました。その後、参加者は3班に別れ、それまでの講演や発表を踏まえ、国際交流の目的と方法をより具体的に考え、学生のスキルアップの場として、国際交流をより効果的に行うための方策について、グループごとに班別に討議・発表が行いました。
参加者は、今後の国際交流についての理解を深め、各高専でさらに発展させるきっかけを得たようです。
基調講演の様子 | |
ワークショップの様子 |