八代市立日奈久小学校で出前授業を実施しました。 (12/20)

2017.12.27

12/20(水)、平成29年度ネットワーク事業の一環として、八代市立日奈久小学校5年生に科学技術教育支援室の河﨑功三特命客員教授が「磁石について」の出前授業を実施しました。
最初に、ネオジウム磁石を用いて磁力の強さを皆で体験してみました。次にエナメル線をまいた空芯の電磁石に鉄、アルミ、銅を芯に入れてクリップをくっつけてみました。電気が流れると磁石になることを確認し、電流がぐるぐる回ると磁石になるという説明を行い、地球の磁気は電流の流れで理解できることを説明しました。
さらに、アルミの板の上をくっつかないはずの磁石がゆっくり落ちる様子を子供たちに観察させて、何故かと発問しました。答えは、アルミの中に電流が流れて引っ付けようとする力と反発する力が働くからであると説明しました。最後に、磁石を用いた加速器で鉄球を転がすと、突然加速される様子に子供たちは驚き歓声を上げていました。
子供たちからは、「磁石の知らなかったことや、強い磁石を転がしたり引っ付けたりして面白かったです」、「磁石のいろいろなことが知れて不思議だなと思いました」などの感想がありました。

  • 電磁石
  • ゆっくり落ちる磁石