第6回地域イノベーションシンポジウムを開催しました。(11/21)

2014.11.25

 平成26年11月21日(金)八代ホワイトパレスにおいて、第6回目となる国立熊本高専地域イノベーションセンターシンポジウム「宇宙開発技術とその利用技術」を開催しました。今回のシンポジウムでは、現在の我々の生活や産業社会に欠かすことのできない宇宙を利用した技術について講演を行いました。
 最初に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙輸送ミッション本部 宇宙輸送系推進技術研究開発センター主任研究員 内海政春氏から「そうだったのか!学べる宇宙開発とロケット」と題して、人工衛星などを打ち上げるロケット開発についての講演があり、続いて、建築社会デザイン工学科 入江博樹 教授から「測位衛星システム(GPS/GNSS)を利用した技術」と題して、現在全世界で利用されている「測位衛星システム(GPS/GNSS)」の概要と、それらを用いた各種の測位測地手法の可能性について講演がありました。最後に、共通教育科 岩尾航希 准教授、及び機械知能システム工学科5年森勝哉君から「熊本高専の宇宙に向けた取り組み」と題して、スペースバルーンや気象衛星を利用した研究紹介と今後の有効利用手法について講演がありました。
 本シンポジウムでは企業・公共団体・高専関係者など総勢約100名の参加者があり、大変有意義なシンポジウムとなりました。