Japan Steel Bridge Competition 2017にて2つの賞を受賞しました。(8/31-9/1)

2017.09.06

 8/31〜9/1に岐阜大学で開催された「Japan Steel Bridge Competition 2017(JSBC2017)」に建築社会デザイン工学科5年生と4年生の代表5名 (リーダー佐々木睦君、チーム名:with B、橋梁名:火の国橋) が出場しました。大会には京都大学や名古屋大学など18の大学・高専から21チームが参加しました。この大会では各チームが製作してきた4mの鉄製の橋梁を指定した場所で組み立て、その後荷重をかけた時の強度を競います。競技部門は全部で3つあり、架設の速さと正確さを競う架設部門、製作してきた橋梁のデザイン性を競う美観部門、重量や錘を300kg載せた時の変形状況を競う構造部門があります。
 熊本高専の橋梁は、社会デザインコースの学生全員が3次元CAD「Solid Works」を用いて一人1橋ずつ設計し、その中から選ばれたデザインを製作しました。架設時間は36分と多少長くかかりましたが、載荷競技では既定のたわみ量を超えるチームが出る中、「火の国橋」のたわみは7.4mmと大健闘していました。美観部門は審査員へのプレゼンと、参加している学生からの投票で順位がつけられますが、「火の国橋」は21橋梁の中で2位となりました。また、大会を後援している東海構造研究グループ (SGST) から「SGST特別賞」を受賞することが出来ました。
 この大会での受賞は2013年の大会以来でしたが、他のチームは大学生・大学院生が多数参加している中での入賞となり、大いに大会を盛り上げていました。関係した皆様に感謝申し上げます。

受賞内容

チーム名 : with B
橋梁名  : 火の国橋
受賞内容 : 美観部門第2位、SGST 特別賞(東海構造研究グループ)

設計・製作:建築社会デザイン工学科5年 社会デザインコース 17名
設計責任者: (5年) 東結香、関原花、藤近太士
大会参加者: (5年) 佐々木睦、坂本勇太、家入峻介、小山季彩、 (4年) 藤井俊樹

大会の様子

  • 参加学生
  • 架橋競技前
  • 架橋競技中
  • 橋梁架設完成
  • 載荷競技前
  • 載荷終了
  • 表彰式
  • 2つの賞を受賞