令和7年1月28日(火)、八代市立松高小学校にて、3年生の4クラスを対象に、連携理科授業「じしゃくのふしぎ」を実施しました。当日の講師は、久保田智特命客員教授が務めました。
授業では、まず磁石にくっつけた鉄球に上からはさみを接触させ、「じしゃくとはさみの力くらべ」をし、予想に反してはさみに鉄球がくっつくことに驚いていました。次にネオジム磁石と鉄球を使った「ガウス加速器」の実験では、鉄の球が磁石の力ではじき出される様子に歓声があがっていました。また、どのお金が磁石にくっつくのか調べ、磁性インクが使用されている千円札が磁石にひっぱられる様子に不思議そうな表情を見せていました。最後に、磁力による渦電流と重さの違いを利用した「コインせんべつき」を作成し、1円玉、10円玉を選別して楽しみました。今回の体験を通し、磁石について興味深く学習できたようです。