八代市立東陽中学校で連携理科授業を実施しました。(3/6)

2018.03.09

 平成30年3月6日(火)、八代市立東陽中学校1年生及び2年生に対して、建築社会デザイン工学科岩部司准教授が「断層と地震」のテーマで連携理科授業を実施しました。
 授業では、まず、一昨年の熊本地震について、生徒に当時のことを思い出してもらい、図や実際の写真を見せながら被災の状況について話を行いました。次に、「地震はなぜ起こるのか」について、プレートや断層の説明を行い、話を進めました。その後、2・3人のグループで断層実験を行い、プラスチック容器の中に片栗粉とカオリン粘土による地層を作り、圧縮力を加えることで「縦ずれ逆断層」が現れることを確認しました。グループごとに断層の様子も異なり、その様子を観察し各自でスケッチしました。最後に、八代地域の断層や地震について、この地域の特徴とともに、防災の意識を持ってもらえるように予想される震度などの話も行いました。
 アンケートでは、全員が面白かったと回答してくれました。「図や写真を使った説明がわかりやすかった」「実験では、うまく断層ができ、わかりやすく楽しかった」などの意見が多数あり好評でした。

  • 授業の様子
  • 断層実験 (1)
  • 断層実験 (2)
  • 実験でできた断層