熊本キャンパスでは、10月に、テマセク・ポリテクニク(シンガポール)からKhin Ann Mon先生とLow Yin Jye先生ををお招きし、電子制御工学科5年生と制御情報システム工学科4年生を対象にした英語での集中講義を実施しました。

電子制御工学科5年生を対象にしたKhin Ann Mon先生による「ソフトウェア工学」の講義では、データベースとソフトウェア設計という二つの大きなテーマが設定されました。講義内容が豊富なこともあって学生たちは悪戦苦闘していました。しかし、4年次から英語での講義を受けてきた5年生たちは、持ち前の粘り強さで意欲的に課題に取り組み、頼もしさを感じました。

Khin Ann Mon先生には、制御情報システム工学科4年生を対象にした「プログラミング特論」の講義も担当して頂きました。4年生は英語で専門科目の講義を受けることに最初は戸惑っていましたが、9月下旬に行われたシンガポールでの研修旅行での体験を生かし、専門科目でも集中して講義を受けることができました。少人数ではありましたが、時には笑いながら楽しく、そしてとても充実した講義でした。

また、Low Yin Jye先生には、電子制御工学科5年生を対象にした「オブジェクト指向プログラミング」の講義を担当して頂きました。Low Yin Jye先生は、初めて本校にお招きした若い先生ですが、熱のこもった温かい講義により、学生たちを引っ張って頂きました。本科生として本校で英語の講義を受けられる最後の機会であり、学生自身の将来のことを考えた上で臨んだ講義のため、専門分野における英語の使い方を再確認するとともに、今後もいろいろなことを英語で学んでみたいという学生たちの思いが感じられました。

Khin Ann Mon先生による ソフトウェア工学の講義	Khin Ann Mon先生による データベースの講義
Low Yin Jye先生による オブジェクト指向プログラミングの講義