「リベラルアーツ実践I 成果発表会」を実施しました。(2/17)

2021.02.26 2021.03.01

令和3年2月17日(水)、八代キャンパスにて「リベラルアーツ実践I 成果発表会」を実施しました。

八代キャンパス本科2年生は、これまでの「リベラルアーツ実践I」の授業でSDGsに関連するテーマをグループごとに設定し、それに対する独自のソリューションを検討してきました。本発表会は、昨年実施された「ミニPBL講評会」に引き続き、その成果を披露するための最終プレゼンの場として企画したものです。

今回は外部協力者として、以前よりこの取り組みにご助力いただいている(株)SUNABACO代表の 中村まこと 氏および(株)ハナハナワークスおきなわ代表の 若林理恵子 氏、さらに八代商工会議所より専務理事の 松本章 氏、八代市役所より 篠原秀和 氏にご参加いただきました。

成果発表会 第一部では、3教室に分かれて全22グループの発表を実施しました。いずれも熱のこもったプレゼンが展開され、終了後には、2年生による投票 および メンターとして関わっている上級生・外部協力者の推薦により、第二部で発表する7グループを選抜しました。

第二部では学生・関係者が一堂に会し、選抜グループによる最終プレゼンを実施しました。いずれも独創的なアイデアに富んだソリューションで、質疑応答も白熱したものになり、予定していた時間に収まり切れない程の内容でした。外部協力者からも多数の質疑・助言をいただき、大変実りの多いものとなりました。第二部選抜グループの発表タイトルは以下のとおりです。

■ 水力発電を利用したCO2の削減
■ 全世界の人々にインフラ整備を促す
■ Eコマースサイトでサスティナブルな社会を
■ 誰でも働きやすい世の中に
■ CO2と意識改革
■ 河川等の水位監視システムを活用する
■ Gotoフォレストキャンペーン

また、第二部では、生物化学システム工学科1年生の有志が独自に進めてきた「二酸化炭素測定装置等を作成しコロナ対策に役立てる」プロジェクトの報告も合わせて実施しました。プログラミングやハードウェアの取り扱いについて上級生メンターからの手ほどきを受け、実際に二酸化炭素濃度を測定する装置を作成し、八代市内の店舗に設置するという取り組みで、やりがいを持って生き生きとプロジェクトに取り組んだ学生の姿がよく伝わる発表でした。

この成果発表会で提示されたそれぞれのソリューションは、引き続き外部協力者の方々や上級生のサポートのもと、3年次開講の「リベラルアーツ実践II」において、実装に向けて検討を深めていく予定です。

なお、本発表会は一般財団法人三菱みらい育成財団 助成事業カテゴリー1「心のエンジンを駆動する」に採択された「新たな社会を創造する人材育成のためのリベラルアーツ教育プログラム」の一部として企画されたものです。

  • 第一部発表
  • 第二部発表
  • 1年生有志の発表
  • SUNABACO 中村代表による講評