八代市立宮地小学校で、電磁石・磁石に関する出前授業を実施しました。(1/22、1/24)

2024.01.31

5年生向け出前授業「電磁石」を実施しました。 (1/22)

令和6年1月22日(月)、河﨑功三特命客員教授が、八代市立宮地小学校の5年生24名を対象に理科の出前授業「電磁石」を実施しました。

授業ではまず、コイルに様々な金属の芯を入れた電磁石を作成し、磁力の強さを比べました。また、磁石の磁力はミクロの世界で電子が動いて生じること、地球自体が鉄心を持つ巨大な電磁石であり地磁気やオーロラの発生に関わっていることを、小学生向けのたとえ話で説明しました。

さらに、通常は磁石のつかないアルミレールの上にネオジム磁石を滑らせる実験では、磁石が渦電流の影響でゆっくり滑っていく不思議な現象を体験し、児童たちは予想に反する意外な結果に驚いていました。

3年生向け出前授業「磁石」を実施しました。(1/24)

令和6年1月24日(水)、久保田智特命客員教授が、八代市立宮地小学校の3年生24名を対象に理科の出前授業「磁石」を実施しました。

授業ではまず、磁石に一度つけたハサミが弱い磁石になることを体験しました。また、磁性インクが使用されている紙幣がネオジム磁石に引き寄せられる現象を演示したところ、児童たちは興味深く観察していました。

また、ネオジム磁石と鉄球を使った「ガウス加速器」の実験では、急に鉄球がはじき出される様子に、歓声があがりました。さらに、磁力による渦電流と重さの違いを利用したコイン選別機を作製して楽しみました。