令和4年12月15日(木)、氷川町及び八代市中学校組合立氷川中学校において、科学技術教育支援室の久保田智 特命客員教授が、「霧箱による放射線の観察」というテーマで3年生2クラスに出前授業を実施しました。
まず、放射線と放射能の違い・半減期・自然放射線・放射線の単位や透過力などの放射線に関する基礎を説明し、医学をはじめとする様々な分野で利用されていることを紹介しました。次に放射線計測器を使って、身の回りの様々な物から放射線が出ていることを確認しました。
最後は、ドライアイス冷却式の霧箱を用いた放射線の観察を行いました。生徒たちは、線源から線香花火のように出ていく飛跡を観察して、目に見えない放射線の存在を確かめました。