11月9日、熊本市のコワーキングスペース「XOSS POINT.」で開催された「IPPO 8合目会議」において、熊本高専(熊本キャンパス)の学生らが取り組むプロジェクトの進捗を発表しました。今回の会議の様子は、11月10日掲載のYahoo!ニュースおよび11月11日付の熊本日日新聞(朝刊)でも紹介されています。
「IPPO(熊本版未踏的プロジェクト)」は、経済産業省の補助事業 AKATSUKIプロジェクト(未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金)の採択を受けて熊本県内で実施されている取組で、IT・デジタル分野で社会課題の解決を目指す15〜39歳の若手クリエイターを対象に、試作から事業化まで技術面・資金面で伴走支援します。
本校チームは、情報通信エレクトロニクス工学科5年の大山 翔生さん、城 太智さん、重松 知樹さん、加賀 陽菜乃さんを中心に、メンター(TA)として情報システム工学専攻1年の江口 智朗さんと宮﨑 智祐也さん、サポート教員として葉山 清輝教授、入江 博樹教授で構成されています。
プロジェクトでは、GNSSを搭載した自律航行ボートや水中ドローンを独自に製作し、赤外線カメラで取得した池底画像をAIで解析して底質の状態やエビの個体数を推定する技術と自動給餌装置などを組み合わせ、エビ養殖場の運用管理に活用できるシステムの開発に取り組んでいます。
令和7年 8月にスタートした今年度のIPPOは、令和8年1月に最終報告会が熊本市で実施されます。
参考リンク
- Yahoo!ニュース(2025年11月10日掲載):
https://news.yahoo.co.jp/articles/d02791e2a7fe25c67c2a82091793c0dd9a20a27d - 熊本日日新聞(2025年11月11日 朝刊 掲載記事):
https://kumanichi.com/articles/1923171 - IPPO(熊本版未踏的プロジェクト):
https://mitouteki-kumamoto.com/ - AKATUKIプロジェクト:
https://mitouteki.jp/r6/about/
