クロアチア・スプリット大学教員による特別講義を実施しました。(7/1、7/16)

2025.07.25 2025.07.29

令和7年7月1日(火)および16日(水)、EU(ヨーロッパ連合)が運営する国際交流プログラム Erasmus+ によりクロアチアのスプリット大学から八代キャンパスを訪問されている教員5名に、本校学生を対象とする特別講義を実施いただきました。

7月1日(火)には、Lovre Krstulovic-Opara 先生が、専攻科(生産システム工学専攻)1年生を対象に講義を行いました。クロアチアに残るローマ時代の遺跡を目当てに訪れる多くの観光客が引き起こす問題についても提起され、世界共通のオーバーツーリズム問題について技術的解決策を考える学びの多い時間になりました。

  • Lovre Krstulovic-Opara先生による講義

7月16日(水)には、Anita Lunić 先生 と Mehmed Rustemović 先生が機械知能システム工学科2年生を、また Petra Bagavac 先生と Ante Medvidovic 先生が生産システム工学専攻2年生(機械知能系)・建築社会デザイン工学科2年生をそれぞれ対象とする講義を行いました。

専門分野の知識と経験を活かした切り口で、クロアチアやスプリトの風土・文化・スポーツや食文化および専門技術の基礎的な内容について、ご紹介いただきました。最初は緊張している様子だった学生たちも、講師の明るく親しみやすい語りかけに徐々に引き込まれ、大きく頷いたり、積極的にメモを取ったりしながら、一生懸命に英語を聞き取ろうとする姿が見られました。

  • Anita Lunić 先生による講義
  • Mehmed Rustemović 先生による講義
  • 専攻科2年生 Petra Bagavac 先生と Ante Medvidovic 先生と一緒に
  • Petra Bagavac 先生と Ante Medvidovic 先生による講義

特別講義はすべて英語で行われ、学生たちは講師の話に真剣に耳を傾けながら、初めて聞く表現や文化について学びを深めました。授業終了後には、「もっと英語を勉強して、このような機会に質問したり、コミュニケーションを取れるようになりたい」「どの写真も建物がとても綺麗だったので、いつかクロアチアに行ってみたい」といった前向きな感想が多く寄せられ、学生たちにとって刺激的で有意義な時間となりました。

今回の特別授業をきっかけに、学生たちがさらに英語学習への意欲を高め、グローバルエンジニアを目指し、世界に目を向け、視野を広げていくことを期待しています。