平成28年2月12日 (金) 、八代市立坂本中学校の3年生1クラスに対して、共通教育科上土井幸喜教授が「液体窒素を利用した状態変化」というテーマで中学校連携理科授業を実施しました。授業の最初に物質の状態変化と温度の関係や液体窒素の沸点などの説明および注意事項を伝えた後に、液体窒素を使って実際に実験・観察を行いました。生徒たちは興味を持って実験に取り組み、ランの花が液体窒素の中でてんぷらを揚げているように泡が出て、外に取り出してさわって見るとガラスのように硬くぱりぱり割れる様子や膨らんだ風船が液体窒素の中では縮み、空気中では生き物のように次第に膨らむ様子に歓声が沸いていました。また液体窒素で冷やしたソフトテニスボールは固くなり、床に落とすと大きな音が出て割れるのに驚いていました。
アンケートからは、実験から色々な事が分かりとても楽しかった、もっと色々な実験をして見たい、理科の学習に興味出たなどの意見がたくさんありました。
連携理科授業の様子 |