PBL・総合教育センター「中学校連携理科授業」の一環として、八代市立第三中学校において1年生1クラス(36名)を対象に、「超低温の世界での物質の変化と超伝導」を体験する実験授業を実施しました。 実験は-196℃を沸点とする液体窒素で、本校の木場信一郎教授と学生2人の指導のもと、超伝導をはじめとする現代の科学技術に触れながら実験を進めました。生徒たちは大変興味を持って実験に取り組みました。息を吹き込んだ風船は液体窒素につけると体積がなくなり、中には液体が少しと固体ができます。その後、液体窒素の外に取り出すと再度膨らみますが、そのような現象を目の当たりにした際には、特に歓声が沸いていました。また、沸点の低いヘリウムを入れた風船の場合には体積が減少するのみであることを確かめました。生徒たちは、超低温で見られた状態変化に大変に興味を持ったようでした。 |
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