平成26年6月26日、東京大学機械情報工学科の新山龍馬先生をお招きし、OB講演会を開催しました。
新山先生は、平成14年3月に熊本電波高専 電子制御工学科(現在の制御情報システム工学科)を卒業後、東京大学工学部に進学(編入)され、東京大学大学院にて博士号を取得されました.その後、2010年から約4年間、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボなどにて研究員として活躍され、2014年より東京大学の講師を務められています。
講演内容は新山先生の専門である「ロボット」を主軸として、これまで研究・開発に携わってこられたロボットハンドやジャンプロボットなど、数々のロボットについて学生にも分かりやすいように非常に丁寧に解説してくださいました。特に、それぞれのロボットに関して、きっかけやアイデア出しのところからお話しいただき、学生も引き込まれるように聞き入っていました。また、ピンチをチャンスに変えたMITでの3年間の経験談はユーモアにあふれとても興味深く、研究職を目指す学生の大きな励みとなりました。質疑応答の時間も積極的に質問しており、大変有意義な時間となりました。
今回聴講していた学生も、新山先生のように世界的に活躍できる技術者となることを期待します。