学生設計の熊本労災病院ホスピタルギャラリーがオープン。(1/15)

2013.01.17

この度、増改築工事を行った熊本労災病院において、建築社会デザイン工学科の学生らが設計したホスピタルギャラリーが竣工し、オープンを迎えました。このホスピタルギャラリーは、増築される新棟と旧棟を結ぶ全長61mの廊下とそれに沿う中庭を、長さを感じさせず、むしろ豊かな空間を楽しみ、癒されることのできる空間として計画しました。
 
この計画を建設システムコース専攻科1年生6名が、受講する「環境施設設計演習」において取り組みました。また建築社会デザイン工学科の3年生、5年生の有志11名も共同で実施しました。計画案作成にあたっては、2012年4~7月に、全5回のワークショップを開催し、そこでの意見をもとに行いました。ワークショップには、病院関係者と、これまで病院内に作品展示をしてきた八代白百合学園高等学校写真部が参加しました。学生たちはワークショップのファシリテーターを務め、ワークショップ後には毎回、計画案をブラッシュアップし、図面、模型、CG、実寸大模型を作成しました。
 
オープンしたギャラリーに訪れた人たちには、写真撮影をするなどして楽しんでいただけました。
 
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上三枚:オープン、次2枚:ワークショップ風景、最後:模型写真