ものづくり実習でSL(蒸気機関車)製作が完了しました。(1/26)

2012.02.02

 機械知能システム工学科2年生「ものづくり実習II」では、実習工場で部品から手作りする一人一台の蒸気機関車模型の製作実習を行っています。これまで1年間、旋盤や溶接等の各工程で製作してきた部品を、年度末に組み上げて試走を行いました。
 調整に苦しむ学生も見られましたが、無事全員が走らせることができました。製作後のレポートでは、「やっとこの部品はこういうことかとか役割が分かってきたし、精度が必要な理由とか面取りとか、様々な加工の必要性も分かってきたと思えた」、「この一年間、様々な困難な作業を体験し、一つの部品、機械を造ることの大変さを学びました」、「グループに別れて行ったが、そこで仲間意識というものが強く印象に残った」という感想が見られ、「機械」を作るために必要な多くのことを学べたようです。