高専プロコン本選に出場し、自由部門で最優秀賞・特別賞・企業賞を受賞しました。(10/11-12)

2025.10.17

令和7年10月11日(土)~12日(日)、島根県松江市のくにびきメッセにて、第36回全国高等専門学校プログラミングコンテスト(本選)が開催されました。

今大会は、熊本キャンパスから自由部門1チーム・競技部門1チーム、八代キャンパスから自由部門1チーム・競技部門1チームの計4チームが出場し、自由部門にて、熊本キャンパスチームが最優秀賞・チームラボ企業賞・NICT賞、八代キャンパスチームが特別賞・NSD企業賞を受賞しました。

  • 熊本キャンパス(自由・競技)
  • 八代キャンパス(自由・競技)

当日の様子は以下のページから YouTube 配信(アーカイブ)にてご覧いただけます。

【外部サイト:全国高等専門学校プログラミングコンテスト】ライブ配信2025
https://www.procon.gr.jp/?p=81038

自由部門

自由な発想で独創的な作品を開発する部門であり、応募総数66チームより予選を通過した21チームが会場でプレゼンや作品のデモを行いました。審査の結果、以下の成績を収めました。

熊本キャンパス「CPR BEAT ―命をつなぐ、心肺蘇生訓練リズムゲーム―」

最優秀賞・文部科学大臣賞・情報処理学会若手奨励賞・電子情報通信学会若手奨励賞
チームラボ株式会社企業賞
NICT賞

チームメンバー
人間情報システム工学科3年 奥村 晴
制御情報システム工学科3年 長田 大輝
制御情報システム工学科3年 髙木 陽仁
人間情報システム工学科3年 近藤 希陸
情報通信エレクトロニクス工学科3年 藤本 航大

今、あなたの目の前に人が倒れていたら、どうしますか? その人がもし家族や大切な人だったら…焦って立ち尽くしている間にも、生存の可能性はどんどん失われていきます。その人を助けられるのは第一発見者であるあなたです。 そこで、私たちはCPR(心肺蘇生法)をリズムゲーム感覚で学び、正しい行動を身につけられる新しいツール「CPR BEAT」を開発しました。このツールで幅広い人に心肺蘇生を広め、生存率向上を目指します。

八代キャンパス「Mr.PET ーペットボトルでプラモデル作りー」

特別賞
株式会社NSD企業賞

チームメンバー
生物化学システム工学科5年  稲冨 将大
機械知能システム工学科3年  土井 恋海
機械知能システム工学科3年  吉田 日向
機械知能システム工学科2年  髙見 勇斗
機械知能システム工学科2年  三重 諒真

皆さん、ペットボトルからオリジナルプラモデルが作れたら、楽しいと思いませんか? 普段、ペットボトルをリサイクルボックスに入れても実際にリサイクルに貢献できている実感はなかなか得られません。そこで私たちは、自分で描いたイラストや撮影した写真から、ペットボトルを素材にしたオリジナルプラモデルを作れるシステム「Mr.PET」を開発しました。

競技部門 テーマ「エ。 ―縁結びの誘導について―」

今年の競技は出雲の「縁結び」をモチーフにしたパズルゲームであり、フィールド上に並んだ数字を範囲指定して回転させ、同じ数字同士を隣り合わせてペアを作るというものです。各チームができるだけ多くのペアを少ない手数で作るプログラムを開発して競い合いました。

今回は全国高専54チームが参加し、本校のチームは以下の成績を収めました。

熊本C「ゴリゴリズム」

準決勝 第1試合 6位

チームメンバー
情報通信エレクトロニクス工学科4年 永松 日月
情報通信エレクトロニクス工学科3年 廣橋 羚
情報通信エレクトロニクス工学科2年 茶薗 優斗

八代C「1core 0.5 thread processor」

準決勝 第2試合 9位

チームメンバー
機械知能システム工学科5年  武藤 淳之助
機械知能システム工学科3年  髙松 龍希
機械知能システム工学科1年  荒川 康之介